事業戦略と事業計画の違いを理解しよう

事業戦略のプロが設計した事業計画の立て方
この記事は約3分で読めます。

前回は連載1回目の記事「事業戦略のプロが設計した 事業計画の立て方」と題して、組織戦略や財務戦略などのマネジメントに加えてマーケティング戦略商品戦略など各分野における課題に対して、事業戦略を打ち立て自信を持ってご自身の事業計画に反映させた上で連動するように設計していけるよう解説させていただきました。

今回は事業戦略の策定にあたって、まず事業における目的を定めて、その目的に応じて事業計画を立案します。

したがって、最初のうちは事業戦略立案がスタートして製品が市場で認知されるマーケティング戦略を打ち立て、商品戦略と個別に戦略を立案して進めていく段階で具体化してから戦術に落とし込んでいくのです。

つまり、戦略と戦術は思考するステージが違うということをまずはご認識ください。

事業戦略と戦術

 戦略などというと戦争などに関連するキーワードですが、ビジネスの現場においても戦略もなしに行き当たりばったりで消耗するような戦い方はすべきではありません。

戦略とはどのようなものかというと、長期的に俯瞰の視点から大局を判断していくイメージとなります。

では、戦術とはと申しますと、それを局面ごとに部隊が戦闘に勝利するよう局地戦で勝てるように打ち立てる作戦です。

 これまで事業戦略などといっても経験などを核として立案され実行されてきましたが、これからの時代において情報は溢れており、移り変わりの激しい時代に対応していくためには体験なども大して役に立たなくなってきています。

この記事のまとめ

したがって、これからの企業が目指さなければならないものは、事業の目的を定めるだけでは意味がなく、そこには実行手段はどうするのかという戦略を戦術とをセットで構築していく必要があるのです。

 しかしながら、事業戦略と経営目標とは一致することはあまりないでしょう。というのも経営目標はあくまでも利益をあげることが目的ですし、その利益は株主や従業員、取引先など、ステークスホルダーの満足度を高めることにあります。

一方で、事業戦略といった側面からは、ライバルの動向、自社の経営資源、業界の環境などを考慮して立案していくので、経営目標とは合致することが少なくなってしまうのです。

この両方を最適化させて、実行可能な事業戦略と企業目標を立案していくのがミッションとなります。

最終的にはこれらを腑に落とし込み、理解の上で歯車のように連動させることでうまく事業が動いていくようになるのです。

次回は、事業計画を策定するにあってやみくもに作成したところで、あまり意味のある事業計画とはいえないので、まず事業計画策定の目的について共有させていただきます。

関連書籍のご案内

このブログのカテゴリー「事業戦略のプロが設計した事業計画の立て方」を電子書籍化しました。

プロジェクトごとにまとめているので実務と照らし合わせやすいメリットとダウンロードして落ち着いて読みたいのであればオススメです。

タイトルとURLをコピーしました