MRPを軸にマーケティングには顧客重視のCRMを検討する

事業戦略のプロが設計した事業計画の立て方
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 前回は「サプライチェーン・マネジメントの可能性を探ってみよう」と題して、SCMは流通チャネル改革、供給ネットワーク改革、資材調達改革をICTの手を借りて構築するビジネスモデルとして注目されていることをご理解いただけたと思います。

 今回の記事ではユーザーが望む仕様で価格、納期、量を確保するための、資材、部品の手配書を作成していくために、わかりやすくSCMをビジネスモデルにしているパソコンメーカーを事例にして、受注後いかにスピーディに資材、部品を調達して、生産手配するかを、MRPの手法を取り入れた表を共有させていただきたいと思います。

*MRPとは、Material Requirements Planningの略で資材所要計画や資材所要計算法を指し、製品に関して部品展開を行って、生産に必要となる部品の送料を算出し、そこから有効在庫量と発注残を差し引くことで、発注に必要な部品総数を算出するシステムやメソッドのことを指します。

システムスペック手配表(MRP)

製品名 数量 手配日 調達日
Inspiron 〇〇 10 2019/10/1 2019/10/5
コンボ名 メイン部品 部品数 必要量 在庫量
プロセッサ インテル〇〇チップセット 1 8 15
メモリ 128MB
0 150
ハードディスク ATAー100
0 100
CD-R /DVD CD R/RW
0 120
ディスプレイ 15インチTFT 1 8 150
ワイアレスLAN LAN PCカード 1 8 100
ソフトウエア Windows OS 1 8 100

以上のように表で在庫の適正化をいつでもチェックできることがわっていただけると思いますので自社にどのあたりまで適応できるか参考にしてみてください。

なお、ここでは在庫を採用かするために、供給業者(サプライヤー)が受注時からデータを共有化させて在庫の引当と生産の手配にあたります。

CRM導入の目的

次にCRMですが、これは「顧客満足がビジネスの原点である」という、至極当然なビジネスモデル策定の基礎になります。

要するに、マンツーマン・マーケティングにより収益の最大化をはかる企業活動を指し、顧客中心で顧客満足度を高めるという経営理念に基づいて、ICTを活用して全社的なプロモーション活動を行っていくことにCRMの本質があるといえます。

CRMは商品企画、プロモーション、セールス活動、サービス・サポートなど、受注を中心として受注前のサービスからアフターサービスまで全ての活動が関係してきます。

CRMを支えるITの役割は大きく、次の3つのシステムが連動して成功します。

  1. 顧客データベースの構築

顧客に関する様々な情報を一元管理して、社内で共有化してデータベースを管理するためにグループウェアなどを利用します。

  1. 顧客分析システム

独自の顧客分析とプロモーションを展開するための検索システムを採用します。

  1. インターネット活用システム

リピートオーダーを可能にするホームページやメールなど、プロモーション情報の提供をします。

以上のようなシステムを連動させるためにターゲットの選定を行いますが、そこでどのような顧客情報を集めるのかをまとめましたので参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  1. マーケティング、販売企画(購買動機、商品、価格、商圏)
  • 面接、WEBアンケートの実施
  • サンプルエリア、顧客の購買頻度の調査
  • セールス
  1. セールス、接客(ニーズ、資金、決定権)
  • 営業、販売員が直接に基本情報を得ることが可能
  • 顧客カード、ポイントカードなど
  • 購買情報(主にPOS)
  1. サービス、保守(顧客満足度、利用方法、リピート情報)
  • 点検・メンテナス
  • クレーム、整備、修理

今回の記事ではユーザーが望む仕様で価格、納期、量を確保するための、資材、部品の手配書を作成していくために、わかりやすくSCMをビジネスモデルにしているパソコンメーカーを事例にして、受注後いかにスピーディに資材、部品を調達して、生産手配するかを、MRPの手法を取り入れた表を共有させていただきました。

そして、マンツーマン・マーケティングにより収益の最大化をはかる企業活動を指し、顧客中心で顧客満足度を高めるという経営理念に基づいて、ICTを活用して全社的なプロモーション活動を行っていくことにCRMの本質があるといえます。

それでは次回は、M&Aについては名称はほとんどの方は聞いたことがあると思いますが具体的な内容や手法についてはあまり知られていないのが現実ですので、そのメソッドについて検討していきたいと思います。

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