損益計算書を効果的に使える考え方

事業計画の立て方がよくわかる資金調達成功のプログラム
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前回は損益計算書の役割についてご説明させていただきました。

今回はその役割を最大限に発揮するために「考え方」についてご説明させていただきます。

まず、この「損益計算書」を作成する手順についてご説明いたします。

これには、これまで紹介してきた貸借対照表には会計の知識ってちょっぴり必要なんですけど、この「損益計算書」って会計の知識なんて必要ありません。

単純に1年のうちの収入をひっくるめて同じように支出を引いて、結果プラスだったら黒字だし、マイナスなら赤字だよってだけのものです。

前回にもお伝えしたように1年間の売り上げに対応する売上原価、つまり仕入れなどが計上されるのですが「期首商品棚卸表」や「期末商品棚卸表」というのは何でしょうか?

これは今期に仕入れた商品であったとしても最後に売れ残ったものは売り上げに対する仕入れではないため「期末商品棚卸高」として売上原価から除きます。

売上総利益

これは売上から売上原価を引いた数値です。

売上原価は「粗利」ともいわれてて、ここが赤字という事業だったら持続不可能です笑

粗利率

売上高1200
売上原価
期首商品棚卸高70
当期商品仕入高660
期末商品棚卸高40

売上原価
690
売上総利益510

スクロールできます

ここで売り上げに対して売上総利益が51%あるのがわかってもらえると思います。

これが「粗利率」といって、1つの商品を売ってだいたいどうれくらいの割合で儲けを出しているのかといことが把握できるのです。

販売管理費及び一般管理費内訳書

これは「損益計算書は成績表」でもお話しさせていただいたように

売上総利益 − 販売費及び一般管理費

の公式で求めます。

何度も言いますが、これがあなたの事業の1年の成績書となるのです。

営業外系

ここでは通常の事業の中で発生する損益以外の項目が必要に応じて記載されていきます。

税引前、税引後の当期利益

これらは、経常利益より下の営業外や特別のものを加味して計算します。

当期利益 = 経常利益 ± 営業外収益・費用 ± 特別利益・損失

以上のような公式で求めることができます。

なお、税引後につきましては、ここからさらに法人税などの税金をマイナスして完成となります。

損益計算書というものは貸借対照表と違って、1年間の損益に関する項目を重要なものから計上していき、最終的な差額を求めるという考え方によって成り立っているのです。

次回は、この損益計算書を最大限に活用するために、そのメソッドについてご紹介していきたいともおます。

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